最近、よく辞書は「どういったものがいいか」と聞かれます。
持ち運びがしやすく、自分がしょっちゅう開いてみたくなる
サイズや文字の大きさなどがよいと思います。
個人的には相原茂先生の辞書は文法的な説明も載っていて
オススメです。
ある程度テキストで勉強し終わったら、単語帳を1冊購入するか
辞書があったほうが単語の語彙も増えますよ。
電子辞書は。。。
引いた単語をすぐ覚えられる人はいいのですが、
電子辞書はいつでも見ることができるという安心感があって
その場で単語を確認したらすぐに忘れてしまいがちです。
「覚えること」を電子辞書に任せてしまって自分ではなかなか
覚えられません。
たとえば、携帯電話がない頃は、よく掛ける電話番号は
みんな暗記していたけど、今は携帯に「電話番号を覚えさせている」
ので自分で番号を覚えなくなりました。
ワープロにしても、パソコンが漢字を覚えていてくれる代わりに、
自分では読めても書けなくなってしまったり・・・。
機械に頼ることは悪いことではありませんが、
どの部分の作業を機械に任せているのか意識して使うといいですよ。
ICレコーダーも同じです。
ICレコーダーで授業を録音する人は、集中して聴く力が弱いです。
録音しているから授業中、集中して聴くこともおろそかになりがちです。
ICレコーダーに「聴くこと」を全面的に任せてしまって、
自分はノートをとることにばかり集中してしまっていたり、
自宅に帰ってからもストップしながら聴くことに慣れてしまうのです。
自分がICレコーダーになってみたつもりで聴くと、ヒアリング力がアップしますよ。